WORK 広島の仕事 WORK 広島の仕事

人と地域に安全安心を

有限会社武蔵サービス / 総務管理

インタビュー記事

更新日 : 2022年07月21日

広島県を拠点として、高い技術で公共工事や民間工事(家屋解体工事・建築基礎工事・造成工事)など、多種多様な工事の施工・管理の経験を基に工事の一式請負を行っている。今回は現場のためにサポートを行う女性社員さんにお話しを伺った。

 

有限会社武蔵サービス 事業概要

昭和54年5月、初代 槇田一夫さんが、とび土木・あと施工アンカー請け負う事業所として、広島県東広島市に創業•設立。現在は、「土木一式工事」「解体工事」「管工事」などの業種において一般建設業の許可を取得している(広島県知事許可第018940号)。また、広島県呉市広白石に呉支店を設置し、東広島市及び呉市をメインエリアとして、積極的に事業を展開している。2016年(平成28年9月)に初代息子の槇田丈洋さんが2代目に就任。社員は社長を含めて、15名在籍し、平均年齢は36歳という若手で成り立っている。事業部門に8名、事務部門3名、外国人実習生4名体制で展開。「人と地域に安全安心」をスローガンとし、明るく豊かな社会に貢献するべく、常に自己研鑽して成長し続けることを念頭に社員一同、努力を重ねている。

 

 

地域の可能性を信じ、地域に根付いた会社を目指す

公共工事が約40%、民間工事も約40%、そのほか個別案件などが20%となっている。公共工事では、全国でも271人、広島県だけでも114人もの死者・行方不明者を出した災害「平成30年7月豪雨」による、河川改修工事などの災害復旧工事が大部分を占めており、工事場所は東広島市が多い。また、民間工事では、呉市の家屋の解体工事などが大部分を占める。解体工事で出たコンクリートの塊は呉市内にあるが、建設廃材は処分できる場所がないため、新規事業として木材の処理施設を呉市に設置し、その木材を再資源化する事業を進めている(2022年12月予定としている)。さらに、地産地消の取り組みとして、黒瀬•西条•福富に合わせて2町2反の水田で米作りを行っている。5月に田植えを行い、11月ごろが収穫予定。収穫したお米は槇田米として販売している。

 

 

地域に根付いた取り組みを行う武蔵サービスに魅了されて

2022年4月に入社したばかりの今村朱李さんは、子育て真っ只中のシングルマザーだ。「わたしは大崎下島出身で、この3月に呉市広に引っ越してきました。今は、親子二人暮らし。子どもはまだまだ手のかかることも多いですが、プライベートの部分も会社が理解をしてくれているので、とても助かっています。この会社に出会ったきっかけは、工事事業以外に、地産地消の取り組みを積極的に行っているという部分に魅了され、わたしもその一員になれればと願って入社しました」。

 

いろんなことに挑戦できる環境

入社したてだが、一社員として、さまざまなことに挑戦して、そこから自分だけの仕事スタイルを見つけてほしいという社長の考えのもと、日々、走り回っているという今村さん。「現場に回ったり、各種業務の工事日報を作成して、みんなを支えていけるように努力しています。それでも、時間内には仕事を終えることができるので、無理なく働ける環境なのも魅力のひとつですね」。

子育てをひと段落終えて、パートから正社員へ

2021年10月に入社し、総務、経理といった業務をこなしている平賀良子さん。「子どもも中学生と高校生になり、子育てもひと段落を終えて、パートからスタートしました。2022年5月に社長から正社員にならないかと誘っていただき、今はフルタイムで働いています。自宅もすぐ近くなので、無理なく働けています。また、子どもの学校行事にも参加させていただけるのは、社長の家族あっての社員という考えがあるからこそです。本当に感謝しています」。

女性ならでは視点で現場を見守る存在に

平賀さんは、総務経理以外にも、今村さんと現場を回ることがある。「工期に間に合わせないといけないというプレッシャーを抱えながら現場で働くみなさんに、女性ならではの視点で現場を見守れるようにといつも心がけています。工事周辺の挨拶まわりも、私たち二人で行ったりしています。土木という世界は、人生で初めてでまだまだ日々勉強ですが、一社員としてみんなを支えられるような存在になりたいですね」。